勝浦町のさくら新名所 鹿背山の「勝浦雛桜」。
この記事では、新種「勝浦雛桜」の説明と新名所へのアクセスなどをご紹介します!
目次
新種さくら「勝浦雛桜」
「勝浦雛桜(ひなざくら)」は、ヤマザクラとエドヒガンの交配種として、2020年1月に新種登録された新種で、徳島県勝浦町で発見されました。
特徴は、花弁が大きく、色が少しだけ薄いこと。
桜に詳しくなければ見分けはつきにくいかもしれません。
古くから勝浦町民に愛でられていたこの桜も、正式に名前がついたのは2020年が初めて。2020年は「勝浦雛桜」元年と言っても過言ではありません。
令和とともに勝浦雛桜の歴史が始まりました。
鹿背山の桜園
鹿背山の桜園は広い斜面に雛桜を中心とした種々の桜やそのほか春の花が植っており、ハイキングコースとしても写真スポットとしても注目できる、勝浦町の新しいアウトドアスポットです。
なるべく長い期間桜を楽しめるよう、時期がずれて咲く桜をわざわざ植えているようです。
詳細のコースはこの後説明しますが、駐車場から歩いて15〜20分程度で現地にたどり着き見晴らしのいい景色と桜のコラボレーションを楽しめます。
また、鹿背山の麓「横瀬商店街」には、その全景を拝めるスポットもあるので、2度楽しめます。
アクセス
駐車場は、勝浦町民体育館(勝浦町農村環境改善センター)を使いましょう。
「道路がある」という情報も多く出回っていますが、対向ができません。必ず、指定の駐車場を使うようにしましょう。
勝浦雛桜は、駐車場から徒歩15〜20分のところにあります。
坂道なので、運動しやすい服装で来ることをおすすめします。
農村環境改善センターに車を停めたら、徳島市方面に少し歩きましょう。
農村環境改善センターに駐車して、徳島市方面に向かって歩き、「フジタ木工所」を目指しましょう。
フジタ木工所の脇に入り口があります。
フジタ木工所までたどり着いたら、右を向くと案内看板があります
あとはずっと道なりに進むだけ。
入り口で出迎えてくれるのは、やっぱり「さくら」
先ほどの看板から徒歩30秒。
1つ目の桜が出迎えてくれます。
本当に狭いので、車では行かないほうがいいです。
その後はずっと農道のような道を歩きます。
車の轍がありますが、これは地元民が軽トラで往来するため。
道の途中に待避所等はないため、対向車が来たらバックしなければなりません。
ですので、絶対に車で行くのはやめましょう。
しばらく、こんな道が続きます。
後ろを振り返ると、いい景色です。
分かれ道が出てきたら、看板に従いましょう
看板の矢印とは反対の方に桜が見えていますが、ショートカットをしようとしてそちらに進むと、たどり着けません。
ここは急がば回れ。素直に看板に従いましょう。
さらに険しい林道が続きます。
正面に桜が見えたらゴール!
正面に桜が見えてきたらゴールです!
ここまで頑張った甲斐がある、見応えある桜園です。
桜園を楽しんだあとは、横瀬商店街へ
桜園を楽しんだあとは休憩がてら横瀬商店街へ車を移動し、菓子工房マエノでパンを買い、勝浦流イタリアンカフェSalottoに持ち込んで一休みするのはいかがでしょうか。
マエノさんが丹精込めて作るパンはどれをとっても美味しいです。
そして、こだわりのイタリアンカフェを淹れてくれるのはSalotto(サロット)さん。
アットホームな雰囲気の店内に漂うコーヒーの香り。
コーヒーが苦手な方でも楽しめるように、勝浦産のドリンクも置いてあります。