恩送りの宿「ちょ」

DIYでもトイレは作れる!ああ素晴らしきかな、トイレ

どうも、恩送りの宿をやっと作り出した恩送りの宿「ちょ」のアキヤマリョウタ(@_r_y_o_y_r_)です。

先日、トイレを作りました。
わりかし大変な思いをして心が折れまくりましたが、なんとか作りました。
そんなトイレづくりの思い出を綴っていきたいと思います。

ってか、今までトイレなかったのかって?

 

ありませんでしたよ!

 

便器をパクってきた話はこちら

http://cho-inn.com/2018/05/post-238/

トイレDIY設置に必要なもの

まずトイレのDIY設置に必要なものをピックアップします

基本のキ!は「便器」のキ!

これがなくては始まらない!便器。

便器って、ウン十万するのかと思ってました(トイレだけに)が、意外と安いんですね。
LIXILは全体的に安めです。

言わずと知れたTOTOさんはちょっとお高めです。
(もちろん性能もいいんでしょうが)

便器と排水管のパイプ役「フランジ」

これ、見たことない人も多いのでは、と思います。

便器の排水部分と床の間に挟まっていて、普段は便器の中に収まって見えてません。
驚くことに、床より上で、汚水漏れを防いでいるのはこの部分だけ

便器自体は、固定されてはいるものの、床の上に乗ってるだけです。

フランジにはだいたいセットでついてきますが、「ガスケット」という粘着ゴムみたいなパッキンがあります。
こちらも必須です。

給水用の「フレキパイプ」

タンクに給水するための、上水に繋がっている部分。
接続部分の経は13mmが一般的です。

フレキパイプの便利なところは、文字通り自由自在に曲げれるところ。
もちろん、曲がらないタイプのものでもいいですが、ズボラ施工だと設置が難しいです。

ロータンク方式の便器だと、タンクのパイプ接続部分から床までが70cmくらいかと思います。
なのでとりあえず70cmを買っておけば問題ないです。

僕は40cmを買ったんですが、短かった・・・。

水漏れ点検時の止水用「バルブ」

これも買っておいたほうがいいです。

上水用のバルブならなんでもいいと思います。

普通のバルブが嫌な人はこんなのもおしゃれですね。

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水道管からバルブに接続!「バルブソケット」

上水のパイプからバルブにつなげる時はバルブソケットを使います。

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バルブソケットですが、ネジ部分が金属のモノそうでないモノがあります。
詳しい違いは分かりませんが、僕は金属と接続する際は、ネジ部分が金属のモノを使っています。

なのでトイレの場合も、ネジ部分が金属のモノ。
なんとなく、ネジの締め付け具合によって破損しそうだからです。

水道管をつなぐ時に使う「シール」

ネジ部分には必ずシールを巻きます。
水漏れ防止です。

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小さいしやすいし、何かと使うので、たくさん買っても問題ないと思います。

万能すぎるツール「モンキー」

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水道工事はこいつさえあれば全部できる気がしてるモンキーです。

穴あけ「自由錐」「自在錐」

フランジを設置する際に大きな穴を開けるために使います。「自由錐」

「錐」・・・ 読めない・・・

アマゾンで検索するにも「自由・・・」

ジユウなんなんだ! ノコギリでもないし!(ノコギリは「鋸」)

なんなんだろと思ったら、これ、「キリ」って読むらしいですよ!
ジユウキリ、かぁ。ふぅ。

話を戻して
フランジ用の穴を床に開ける際に役80mmの穴を開けるので、80mm以上に対応しているものを買ってください。

もちろん、ドリルも必要です。
が、インパクトドリルよりはドリルドライバーがいいと思います。

それでは早速、設置しましょう!

この記事では、トイレの設置だけをピックアップしているので、排水については触れてません。

トイレの位置を決める

 

床が張り途中なのは、配管の都合もあるためなので、気にしないでください。

トイレのだいたいの位置を決めます。

<位置決めのポイント>

  • 床下の根太に干渉しない(根太と根太の間に便器を置く)
  • 左右の壁に近すぎない
  • トイレタンクはできるだけ背面壁に密着する

フランジ用の穴の場所を決める

新品のトイレには施工説明図がついているはずなので、不要ですが、中古の場合は実寸合わせです。

この便器は四国88霊場(お遍路)の別格3番「慈眼寺」さんより頂いたありがたすぎる中古便器。
座るだけでご利益ありそうだし、ウ●コしたら運呼しそう

そんなこんなで実寸合わせです。

まずは、トイレの実寸を図って穴の位置を決めます。

またこの微妙な写真しか残ってないのは悪しからず・・・。

トイレの排水穴の中心から、タンクの端(壁側)までが約500mmだったので、その辺りをフランジの穴の中心にします。

ここがトイレ設置の最大にして最高の山場

床に穴を開けてしまって、もし場所がずれていたら、取り返しがつかないことになるのでドリルを握る手も震える場面です。

<穴あけのポイント>

フランジはあとでビス留めするので、少し大きめに穴を開けることにして、フランジ側で微調整するようにしました。

今回はフランジの径が107mmだったので、115mmくらいの穴を開けました。

だいたいこんな感じ。

穴を開ける

きました秘密兵器

強そう・・・

画像ではMakitaのインパクトにはめてますが、ドリルドライバーがおすすめです。
こうなります・・・

無事あきました。

途中、自在錐がおかしなことになって、細いドリルで型抜きしました。
どうせフランジで隠れるし、いいんだよ!

フランジ取り付け

これは並みのDIYerなら、簡単だと思います。
ただ打ち込むだけです。

ポイントは、便器を止めるための金具用の溝の位置

ガスケットをフランジの上に置く

ここから写真がないのが残念すぎる!

ガスケットをフランジのくぼんでる部分に置きます。

 

便器をパイルダーオン!

なんと美しい!

便器、めちゃくちゃ重いし、ボルトと便器の穴にすんなり入るわけないので、2人で作業した方がいいです。

あとはボルトを締めるだけ!

 

これにて完成!!!

わー美しいよ!トイレの神様、早く我が家にもおいで!
上水繋いでないから流れないけどね!

便器によってはアジャスターが必要かも

すでにトイレがあるけど交換したりする場合は、比較的新し目のトイレだとアジャスターが必要だったりします。

洋式トイレの構造も、だいぶ変わってきてるみたいですね。
物によってはアジャスターが必要なので、トイレの施工仕様や形状を見て調べてみてください。

 

排水管や上水の繋ぎ方はまた今度説明します!

それでは!